FIP Conversion
低圧太陽光発電所の
FIP転換・蓄電池併設
FITの固定価格で売電を続けるか、FIPへ転換して蓄電池を併設するか。
お持ちの発電所の条件に合わせて、収支を比較検討します。
写真はイメージですBackground
事業用太陽光の約95%は、低圧の発電所です。
FIT制度の導入以降、国内の太陽光発電所は増加を続けています。
発電量ベースでは1MW以上のメガソーラーが全体の約4割を占める一方、件数ベースでは事業用案件の大半が50kW未満の低圧案件です。
約76.8GW
稼働中の太陽光発電の導入量
約66万件
50kW未満の低圧案件(事業用 約70万件のうち)
約95%
事業用案件に占める低圧案件の割合(件数ベース)
出典:経済産業省 資源エネルギー庁「太陽光発電について」(2026年1月)調達価格等算定委員会資料。導入量は2025年3月末時点。
FIT / FIP
FITとFIPの違い
FIP制度は、売電価格を市場価格に連動させ、プレミアム(補助額)を上乗せする制度です。
需給に応じた売電の工夫(蓄電池の活用など)を促し、再生可能エネルギーを電力市場へ統合することを目指しています。
売電収入の決まり方
- FIT
- 市場価格に関係なく、調達期間中は同じ価格で売電。収益の予測が立てやすい。
- FIP
- 市場価格+プレミアム。市場価格が上がれば収入が増え、下がれば減る。
プレミアムの更新
- FIT
- なし(一定価格)
- FIP
- 1か月ごとに改定(市場の平均価格に合わせて見直し)
売電先
- FIT
- 一般送配電事業者などによる買取が基本
- FIP
- 卸電力市場、小売電気事業者、企業との直接契約(コーポレートPPA)など
需給調整の責任
- FIT
- 免除(発電予測のずれによるペナルティなし)
- FIP
- 事業者が発電計画を提出し、実績とのずれにはインバランス料金が発生
蓄電池活用の効果
- FIT
- 時間帯によらず価格が同じため、蓄電池のメリットは小さい
- FIP
- 市場価格が高い時間帯に放電・売電することで、収益の向上を狙える
適用期間
- FIT
- 10年間または20年間
- FIP
- 10年間または20年間(FITと同じ)
How FIP Works
FIPの売電価格は、市場価格+プレミアム。
STEP 1
基準価格を確認
基準価格は、原則としてFIT価格と同水準です。
STEP 2
参照価格を算出
市場価格の平均値などをもとに、毎月算定されます。
STEP 3
プレミアムを算出
プレミアム=基準価格−参照価格
STEP 4
合計単価を算出
市場での売電単価にプレミアム単価を加えます。
FIPの売電収益
= (市場での売電単価+プレミアム単価)× 売電量
電力を市場で売買する価格は、30分ごとに変動します。
Why Low-Voltage
低圧のFIP転換を、前に進める。
大手発電事業者の多くは、高圧・特別高圧の発電所を主な対象としており、小規模な低圧発電所は対象になりにくい傾向があります。
低圧FIP転換の課題
01
低圧の蓄電池を運用するアグリゲーターが少ない
02
低圧FIPに対応する規模の蓄電池システムが少ない
KIZUNA GRIDは提携パートナーと連携し、低圧向けの蓄電池システムと、蓄電池を運用するアグリゲーターの体制を組み合わせてご提案します。
現在は、出力抑制が多い九州電力エリアでの運用を想定しています。その他のエリアも試算できます。
Requirements
対象となる発電所の目安
以下は目安です。条件に当てはまらない場合も、まずはご相談ください。
- 01FITの残存年数が11年以上
- 02FIT単価が32〜36円/kWh以上
- 03周辺100m以内に民家などがないこと(機械音が発生するため)
- 04出力抑制が多い電力エリア(現在は九州電力エリアを想定。その他のエリアも試算できます)
- 05蓄電池システムは三相・単相のどちらにも対応(単相の仕様は準備中)
- 06蓄電池の導入と同時に、既設のパワコンやパネルの交換も可能
Equipment
導入機器

製品イメージ
低圧向け蓄電池システム
- 出力
- 三相三線式
- 出力電圧
- 380V/420V/440V/480V
- 容量
- 204kWh(モジュール 12kWh)
- 構成例
- 4段+BMS×1式、4段×2式、5段×1式
| 蓄電池の数 | 4段 | 5段 | 6段 |
|---|---|---|---|
| 総質量 | 500kg | 605kg | 710kg |
| 総高さ | 1,643mm | 1,943mm | 2,243mm |
総幅 770mm/総奥行き 363mm(総高さはベース等を含む)
※単相蓄電池の詳細は準備中です。
Simulation Case
シミュレーション例
長崎県の低圧発電所(九州電力エリア)
試算の一例です。結果は、発電所ごとの条件によって異なります。
年ごとの数値を表で見る
| 年 | FIT 累計(万円) | FIP 累計(万円) |
|---|---|---|
| 1年目 | 147 | 632 |
| 2年目 | 284 | 1,200 |
| 3年目 | 231 | 1,656 |
| 4年目 | 355 | 2,053 |
| 5年目 | 475 | 2,428 |
| 6年目 | 604 | 2,798 |
| 7年目 | 722 | 3,169 |
| 8年目 | 832 | 3,530 |
| 9年目 | 940 | 3,888 |
| 10年目 | 1,054 | 4,256 |
| 11年目 | 1,171 | 4,610 |
| 12年目 | 1,278 | 4,975 |
| 13年目 | 1,369 | 5,321 |
| 14年目 | 1,412 | 5,643 |
| 15年目 | 1,449 | 5,971 |
発電所・蓄電池の条件
- パネル容量(DC)
- 109.8kW
- パワコン容量(AC)
- 49.5kW
- 売電開始
- 2019年2月(FIT経過 8年)
- FIT単価
- 18円/kWh
- 蓄電池容量
- 200kWh(実効 180kWh)
- 蓄電池PCS
- 50kW
イニシャルコスト
- 蓄電池費用
- 2,400万円
- パワコン入替費用
- 196万円
- その他費用
- 100万円
- イニシャルコスト合計
- 2,696万円
試算条件:保守・経費 年30万円、変動費 3.0%、アグリゲーター費用 10%、劣化率 0.5%、充電10時・放電18時、系統充電ありの条件で試算。
- ※本シミュレーションは、事業の収益を保証するものではありません。
- ※系統充電ありの条件でシミュレーションしています。
- ※すべての発電所で同様の導入が可能かどうかは保証できません。
For Simulation
シミュレーションに必要な情報
発電所情報の入力、または資料の送付で、シミュレーションをご依頼いただけます。
分からない項目は、担当者が一緒に確認します。
- 01発電所住所
- 02発電所Google point
- 03運転開始日
- 04FIT単価
- 05FIT残存年数
- 06パネル容量(DC)
- 07パワコン容量(AC)
- 08パネルメーカー/型番/枚数
- 09パワコンメーカー/型番/個数
